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空色(そらいろ)
おはようモーニング!
二十四節気も立秋に変わり、挨拶も暑中見舞いから残暑見舞いへと変わりました。
そこで今日は、残暑見舞いの期間を考えてみました。
残暑見舞いとは、夏の暑い時期に知人や取引先などへ安否を尋ねるために行う挨拶のことです。具体的には、家を訪問したり手紙を出すこと、またはその手紙や贈り物そのものを指します。
この挨拶は、相手の健康や安全を気遣う趣旨を持っています。
暑中見舞いとも関連があり、本来は1年で最も暑い時期に行うものです。
「暑中見舞い」は、暑い季節において相手の健康を気遣うために行うもので、夏の土用(7月19日から8月6日頃まで)の時期に該当します。
一方で、「残暑見舞い」は、立秋(8月7日頃以降)から8月末までの時期に行うもので、暦上で秋が始まってもまだ暑さが残る時期を指します。
具体的な期間は、立秋以降から8月末までであり、8月いっぱいに加えて、暑さが長引く年には9月に入っても残暑とされることがあります。
残暑見舞いを送る際のマナーもあり、立秋(8月上旬)から9月の上旬くらいまでが適切な期間とされています。
一般的には、8月以内に送ることが良いとされていますが、9月上旬までに送ることも一つのガイドラインとされています。
挨拶状には、相手の健康への気遣いや親しみのあるメッセージを書くことが一般的です。
したがって、残暑見舞いは、夏の暑さが続く時期に相手の健康と安全を気遣って送る挨拶であり、特に立秋以降から8月末までが適切な期間とされています。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、空色(そらいろ)です。
空色(そらいろ)は、明るく淡い青色を指す色名です。
晴れた昼間の空の色を表現しており、青と白の中間色とされています。
英語でいうスカイブルー(sky blue)ともほぼ同じ意味であり、同じような色を指します。
空色は、その明るさと清澄さから、雲一つない青空を連想させる色であり、晴天時の空の色合いを表現しています。この色名は、さまざまな文化や慣習においても使われており、伝統的な日本の色名やJIS慣用色名にも含まれています。
この色は、スカイブルー(世界の伝統色)や空色(JIS慣用色名)などとも関連付けられており、その色合いは一例ですが、明るく淡い青色を特徴とします。
空色は、天気や時間帯によって異なる表情を持つものの、晴れた昼間の空の色として特に知られています。
晴れた日中の太陽光が大気中の微粒子によって散乱され、短波長の青色が強く見える現象が関与しています。
この現象がレイリー散乱と呼ばれ、空の青さに大きな影響を与えています。
このように、空色は晴天時の空の色合いを表す色名であり、明るく淡い青色を指す一般的な用語です。日本の伝統色や国際的なカラーコードにおいても、その色合いが定義されています。
また、空色の色彩や意味は文学や表現においてもしばしば利用され、明るい気持ちや晴れやかさを連想させる色として重要な役割を果たしています。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、72−80Hあたりでしょうか。
※日本の伝統色とは、日本の文化や歴史に根付いた色彩のことを指します。
これらの色は、伝統的な建築、着物、美術、花、風景など、様々な日本の要素に広く使われてきました。以下にいくつかの代表的な日本の伝統色を挙げます。
・紅色(べにいろ):深い赤色で、古くから日本の伝統色として重要視されてきました。着物や祭りの装飾、日本の国旗である日の丸の赤などにも使われています。
・藍色(あいいろ):深い青色で、日本の伝統的な染物である「藍染め」の色としてよく知られています。風景や自然の中に広がる深い青空をイメージさせる色です。
・白色(しろいろ):清潔さや純粋さを表現するために用いられる色です。日本の伝統的な神社や寺院の建築物や、和装の白無垢(しろむく)などでよく見られます。
・黒色(くろいろ):厳かさや深い美しさを表現するために使われます。伝統的な和服である「黒留袖」や、茶道の世界で重要な役割を果たす「薄黒(うすぐろ)」などがあります。
●七十二候
8月12日から8月16日ころを七十二候では、「寒蝉鳴 (ひぐらしなく)」といいます。
七十二候が立秋の次候に変わりました。
ヒグラシが「カナカナカナ」と甲高く鳴く頃を表した候ですが、実際にはもう少し早くから鳴き始めます。
よく鳴くのは日の出前や日没後の薄暗い時間帯ですが、気温が下がると日中でも鳴くようになるそう。
どこか懐かしく涼しげなその鳴き声からは、過ぎ行く夏を惜しんでいるかのような哀愁さえ感じられます。
夏の間中聞こえてくるセミの声ですが、その種類は季節とともに移り変わります。
4月下旬頃「ゲーキョゲーキョ」と合唱しているのはハルゼミ。
6月頃から鳴くのはニイニイゼミ。「チィー」という声で一日中鳴いています。
そして、7月頃から盛んに聞こえるのはヒグラシの声。
7月中旬の盛夏から「ミーンミーン」と鳴くのは、ミンミンゼミ。
同じ頃、「ジリジリ」と油で揚げているような声で鳴くのはアブラゼミ。
7月下旬から8月上旬にはクマゼミの鳴き声も聞こえてきます。
声の主はみな成熟した雄で、お腹にある膜を震わせて鳴くそうです。
多くのセミたちが一斉に鳴きたてる声を、時雨の降る音に見立てて「蝉時雨 (せみしぐれ)」といいます。
●外壁塗装の塗り替え時期
それでは続きをどうぞ!