苺色(いちごいろ)
秘色色(ひそくいろ)
おはようモーニング!
今日は「立秋」です。
立秋は、夏至と秋分の中間に位置し、夏が極まりながらも秋の気配が立ち始める日とされています。
旧暦の七月節にあたり、中国内陸部では大陸性気候により涼しさが徐々に感じられる時期です。
しかし、日本列島は海に囲まれており、立秋を過ぎてもしばらく猛暑が続くことがあります。
立秋からの暑さを「残暑」と呼び、この時期には「残暑見舞い」が出されることがあります。
また、立秋は文学や詩にも登場し、日本の古典的な和歌にも詠まれています。
例えば、藤原敏行が「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」と詠んだことで知られています。
立秋は日本の四季の中でも重要な節目であり、その移ろいを感じるための暦の区切りとされています。
この季節を楽しむ方法や文化も存在し、子どもと共に楽しむアイデアなども提案されています。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、秘色色(ひそくいろ)です。
秘色色とは、浅い緑色を指す色名です。
この色名は青磁の肌の色のような浅い緑色を表現するものであり、焼き物の青磁の美しい肌色を模したものです。
青磁は釉薬に含まれる鉄分によって独特の灰みを帯びた青緑色になる特徴があります。
その青磁の色が神秘的な美しさを持つことから、この色名「秘色」が付けられました。
秘色の説明には、青磁の美しい肌色を象徴し、その神秘的な美しさを反映していることが述べられています。
この色の心理的な意味合いとしては、希望や解放感、オープンマインド、自由、自立、自然体、繊細さ、現実から距離を置きたいといった心理状態を表現しています。
具体的な心の状態としては、心が解放されたり、希望を感じている状態、素の自分でいたいという願望、繊細な気持ちになっているといった心理的な側面が含まれています。
この色名には他にも関連する情報があります。
たとえば、青磁の肌色を模した色名という性質から、「秘色」は「瑠璃色」や「薄色」と組み合わせて襲(着物の袖や衿の内側にあたる部分の色)としても使用されています。
秘色の色味は、青磁青の美しい緑みを持つものであり、その特有の色調は他の色名とは異なる個性を持っています。
秘色は、藍の浅染による薄い青色とも関連しており、その淡い青色も秘色の一部とされています。
これらの情報から、「秘色」は浅い緑色であり、特に青磁の肌色を模した美しい色名として使用されています。
また、襲や染色にも関連しており、その色の特性や心理的な意味合いを通じて、希望や解放感、自然体などの感情や意識を表現するのに用いられていることがわかります。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、69−80Hあたりでしょうか。
※日本の伝統色とは、日本の文化や歴史に根付いた色彩のことを指します。
これらの色は、伝統的な建築、着物、美術、花、風景など、様々な日本の要素に広く使われてきました。以下にいくつかの代表的な日本の伝統色を挙げます。
・紅色(べにいろ):深い赤色で、古くから日本の伝統色として重要視されてきました。着物や祭りの装飾、日本の国旗である日の丸の赤などにも使われています。
・藍色(あいいろ):深い青色で、日本の伝統的な染物である「藍染め」の色としてよく知られています。風景や自然の中に広がる深い青空をイメージさせる色です。
・白色(しろいろ):清潔さや純粋さを表現するために用いられる色です。日本の伝統的な神社や寺院の建築物や、和装の白無垢(しろむく)などでよく見られます。
・黒色(くろいろ):厳かさや深い美しさを表現するために使われます。伝統的な和服である「黒留袖」や、茶道の世界で重要な役割を果たす「薄黒(うすぐろ)」などがあります。
●外壁塗料の劣化要因
塗料の劣化原因は、主に以下の要因によって引き起こされます:
・紫外線: 塗料の主成分である「酸化チタン」が紫外線によって照射されると、「ラジカル」という劣化原因となる物質が生成されます。
ラジカルが発生すると、塗膜が破壊され劣化が進行します。
特に太陽の紫外線に長時間さらされる南面の外壁は紫外線による劣化が進行しやすい傾向があります。
・熱(太陽光の赤外線): 太陽光の熱によっても塗料の劣化が進行します。特に夏場の太陽を浴び続ける外壁は熱による劣化が見られることがあります。
・水: 雨や雪、台風時の強い風雨など、水が塗料に当たることで劣化が進行します。
水による影響は特に塗料の樹脂を崩壊させることがあります。
これらの要因によって塗料の劣化が進む過程は大きく4段階に分かれます。
最初の段階ではつや引けや退色、変色が起こり、塗料の成分である樹脂の劣化が進みます。次に、白亜化(チョーキング)が発生し、塗膜に触れたときに白っぽい粉が手に付着します(チョーキング)。
最終段階では塗膜がはがれることで建物自体の劣化が進みます
※これらの劣化要因による塗料の老朽化を防止するためには、紫外線から塗料を守るラジカル制御形塗料など、適切な塗料の選択や定期的な塗り直しが重要です。
塗料の劣化が放置されると、建物の外壁や屋根の保護機能が損なわれるだけでなく、建物自体の寿命が短くなってしまう可能性があります。
適切な塗料の選択と定期的なメンテナンスにより、建物の老朽化を防止し、美観と耐久性を保つことが大切です。
●8月8日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!