照柿色(てりがきいろ)
猩猩緋色(しょうじょうひいろ)
おはようモーニング!
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本日からまた再開いたしますので、よろしくお願いいたします。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、猩猩緋色(しょうじょうひいろ)です。
猩猩緋色とは、緋の中でも特に強い黄みがかった朱色のことです。
室町時代後期からの南蛮貿易により舶載された毛織物のうち、とくに羅紗(らしゃ)に多く見られました。
猩々とは、龍や麒麟などと同じく中国の伝説上の生き物で、人に似た顔、子供のような声、鮮やかな赤い体毛を持ち、体つきは犬や猿に似ています。
その血はとても赤いとされ、そこから猩々緋という色名が誕生しました。
古くから珍重れた色で、特に戦国時代、武士達は羅紗や天鵞絨(びろうど)を陣羽織に仕立てさせ、戦場での意匠を競っていました。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、09−50Xあたりでしょうか。
※日本の伝統色とは、日本の文化や歴史に根付いた色彩のことを指します。
これらの色は、伝統的な建築、着物、美術、花、風景など、様々な日本の要素に広く使われてきました。以下にいくつかの代表的な日本の伝統色を挙げます。
・紅色(べにいろ):深い赤色で、古くから日本の伝統色として重要視されてきました。着物や祭りの装飾、日本の国旗である日の丸の赤などにも使われています。
・藍色(あいいろ):深い青色で、日本の伝統的な染物である「藍染め」の色としてよく知られています。風景や自然の中に広がる深い青空をイメージさせる色です。
・白色(しろいろ):清潔さや純粋さを表現するために用いられる色です。日本の伝統的な神社や寺院の建築物や、和装の白無垢(しろむく)などでよく見られます。
・黒色(くろいろ):厳かさや深い美しさを表現するために使われます。伝統的な和服である「黒留袖」や、茶道の世界で重要な役割を果たす「薄黒(うすぐろ)」などがあります。
●7月30日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!