青藤色(あおふじいろ)
遠州茶色(えんしゅうちゃいろ)
おはようモーニング!
今日6月29日は年のこの日に日本に初来日したということからビートルズの日と制定されています。
ビートルズと日本には深い関わりがあります。
以下に、ビートルズと日本の関係のいくつかの要点を紹介します:
・来日公演:ビートルズは1966年に初めて来日し、東京の武道館で公演を行いました。
これは彼らの初の日本公演であり、日本中のファンにとって大きなイベントでした。
彼らの来日は日本の音楽シーンに大きな影響を与え、日本の若者たちにビートルズ熱を巻き起こしました。
・「東京にやってきたビートルズ」:ビートルズの来日公演は、日本のメディアや一般の人々によって熱狂的に追われ、その様子は多くの報道や映像で伝えられました。
特に彼らが日本の伝統的な服装や文化に触れる様子は注目を浴びました。
ビートルズが和服を着た写真や、お寺や神社を訪れたエピソードなどは有名です。
・ビートルズの音楽の人気:ビートルズの音楽は日本でも非常に人気があります。
彼らの楽曲は数多くの日本人アーティストによってカバーされ、また多くのファンによって愛され続けています。
ビートルズの影響を受けたバンドやミュージシャンも多く、日本の音楽シーンにおいても彼らの存在は大きいです。
・ビートルズ関連スポット:日本にはビートルズと関連した場所やスポットがいくつかあります。
例えば、東京都渋谷区にある「渋谷ビートルズ」は、ビートルズの関連グッズや音楽を楽しむことができる専門店です。
また、東京ドームシティ内にはビートルズが訪れたとされるホテル「ザ・ビートルズ 東京」があり、彼らの写真や関連アイテムを展示しています。
ジョンレノンの名言で私が好きなものをご紹介します。
「僕らは、自分のすばらしさと不完全さのなかで、何よりも自分自身を愛することから学ばなければいけない。」
自分に自信を失っているときに助けられる言葉です。
ビートルズのリーダーであるジョンレノンでも自らの不完全さに頭を悩ませた時期もあったといいます。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、遠州茶色(えんしゅうちゃいろ)です。
遠州茶色とは、赤みの鈍い橙色のことです。
戦国時代の武将であり江戸前期の茶人小堀遠州(こぼりえんしゅう)が好んだ色ということからこの色名が付きました。
遠州は号で、名は正一(まさかず)。
建築・造園・茶道に多彩な才能を発揮した人です。
遠州茶の染色が行われるようになるのは、彼が茶道、造園で活躍した寛永年間以降。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、09−60Lあたりでしょうか。
※日本の伝統色とは、日本の文化や歴史に根付いた色彩のことを指します。
これらの色は、伝統的な建築、着物、美術、花、風景など、様々な日本の要素に広く使われてきました。以下にいくつかの代表的な日本の伝統色を挙げます。
・紅色(べにいろ):深い赤色で、古くから日本の伝統色として重要視されてきました。着物や祭りの装飾、日本の国旗である日の丸の赤などにも使われています。
・藍色(あいいろ):深い青色で、日本の伝統的な染物である「藍染め」の色としてよく知られています。風景や自然の中に広がる深い青空をイメージさせる色です。
・白色(しろいろ):清潔さや純粋さを表現するために用いられる色です。日本の伝統的な神社や寺院の建築物や、和装の白無垢(しろむく)などでよく見られます。
・黒色(くろいろ):厳かさや深い美しさを表現するために使われます。伝統的な和服である「黒留袖」や、茶道の世界で重要な役割を果たす「薄黒(うすぐろ)」などがあります。
・桜色(さくらいろ):桜の花の色を指し、日本の春の象徴として広く使われています。桜の花見や、桜の花が舞い散る様子をイメージさせる優しいピンク色です。
これらは一部の代表的な色ですが、実際にはさまざまな伝統色が存在します。
日本の季節や風土、文化の特徴に基づいて発展した色彩の美しさが、日本の伝統色の魅力です。
●七十二候
七十二候では、7月1日から7月6日頃を「半夏生 (はんげしょうず)」といいます。
七十二候が夏至の末候に変わり、半夏が生え始める頃となりました。
「半夏」とはサトイモ科の「烏柄杓 (からすびしゃく)」の別名で、この頃、山道や畑などに生え始めます。
カラスビシャクは「狐のろうそく」、「蛇の枕」とも呼ばれ、名前のとおり、ひょろっと不思議な形をしています。
「半夏生 (はんげしょう)」は、七十二候であるとともに、雑節のひとつにも数えられます。
かつて半夏生は、夏至から数えて11日目とされていましたが、今では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日になっており、毎年7月2日頃にあたります。
農家にとっては大切な節目の日とされ、農家はこの日までに田植えを済ませ、このあとは田植えをしないという風習があります。
「半夏生前なら半作とれる」という言い伝えは、田植えが遅れても、半夏生の前なら平年の半分までは収穫できるという教えです。
※七十二候とは、古代中国の暦法で季節や自然現象の変化を記述するために使用された用語の一つです。
これは、一年を24節気(立春、立夏、立秋、立冬など)に分け、それぞれの節気の中でさらに3つの候(こう)に分けたものです。つまり、24節気 × 3候 = 七十二候ということになります。
七十二候は、自然の変化や農作業の時期などを表すために用いられました。
それぞれの候には、特定の季節や気象現象、動植物の生育や活動などが関連付けられています。
例えば、「鴻雁来(こうがんきたる)」は、秋の初めに候鳥であるコハクチョウが南からやってくることを指し、「鷺鷥栖(ろしきすむ)」は、春の候鳥であるサギがやってくることを意味します。
七十二候は、農業や漁業、狩猟などの生活に密接に関連した暦法であり、中国だけでなく日本や韓国などでも受け継がれてきました。
現代では、七十二候は季節の変化や自然のリズムを理解するための参考として、また風物詩や歳時記などの文化的な要素としても重要視されています。
●6月29日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!