虫襖色(むしあおいろ)
宍色(ししいろ)
おはようモーニング!
梅雨に入り、雨の日が多くなってきました。
こんな時期は、外壁の塗装は出来無いとお考えの方が多いと思います。
しかし、外壁の含水率管理と湿度管理をしっかりしておけば、問題のない施工が可能です。
塗料メーカーのカタログを見ると、「含水率10%以上、湿度85%以上では施工しないでください」と書いてあります。
これらの数値を超えてくると、塗膜に色々な不具合を引き起こします。
密着不良であったり、艶引けや塗膜の流れ・タレ等です。
梅雨が明けると、外壁塗り替え工事は繁忙期を迎えます。
どちらかというと、梅雨時期は塗装工事は少なくなります。
塗装店や防水工事店などは、梅雨時期ならでのキャンペーンを行なっているところもあります。
また、見積になかった所の玄関灯や物置といった塗装をやってくれる業者もいます。
梅雨時期の塗装は、デメリットばかりではなく、メリットも多数ありますので、外壁塗りかをお考えの方は一度施工店に問い合わせてみたら如何でしょうか?
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、宍色(ししいろ)です。
宍色とは、人間の肌色のような浅い黄みがかった赤色のことです。
日本人の肌色はうすい黄赤系と黄み橙系に大別されますが、宍色は前者にあたります。
ちなみに色名の宍は肉の古語で、宍色とは獣の肉の色という意味です。
『和名類聚抄』にも「肉、和名之々、肌膚之肉也」とあります。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、12−80Hあたりでしょうか。
●6月13日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!