宋伝唐茶色(そうでんからちゃいろ)
赤朽葉色(あかくちばいろ)
おはようモーニング!
毎年6月4日から6月10日までの期間は「歯と口の健康週間」と定められています。
今日はその歯にまつわる話をします。
みなさんは笑顔を作る際に何本の歯を見せていますでしょうか。。。
実は笑顔を作るときに見せる歯の本数で話している相手からの印象が変わることが実証されています。
本数の少ない順で説明すると
0本=組織のリーダー: つまりお偉いさんの第一印象を抱かれ、堅い印象を持たれます。
4本=信頼される上司: ある程度の経験を積んだ頼れる上司
8本=同僚、部下: 新人や若い営業マンがするとそのフレッシュさに魅了されます。
政治家のポスターでは、「党首・総理」は口を結び、新人候補者は親しみを出すために歯は8本が主流だそうです。
無論、自分の立場に合わせた笑顔を作ることが重要でその立場と笑顔がかみ合ったとき それが武器となります。
同じ笑顔でも、自由自在に使いこなすことで相手に見せる印象を変えることができますので皆さんもお試しください。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、赤朽葉色(あかくちばいろ)です。
赤朽葉色とは、赤みがかった朽葉色で赤茶色のことです。
平安時代からある色名で、襲の色としては「表・経紅緯洗黄、裏・黄」を配し、晩秋の頃の赤く色づいた朽葉の色を表した色目です。
「朽葉色」に似ていますが、色譜ではそれより華やかものになります。
「赤朽葉」の衣は『源氏物語』に「赤朽葉の羅のかざみ」、『かげろふ日記』に「うすもののあかくちばをきたるを・・・」と見えています。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、17−50Pあたりでしょうか。
●七十二候
七十二候では、6月5日から6月9日頃を「螳螂生 (かまきりしょうず)」といいます。
七十二候が芒種の初候に変わり、カマキリが卵からかえる頃となりました。
秋のうちに生みつけられたスポンジ状の卵から、数百匹の小さなカマキリが次々と現れ始めます。
カマキリは、肉食性が強く、害虫を駆除してくれる虫です。
また、食べるのは生きている虫に限られ、死んで動かないものは食べないそうです。
手の鎌がトレードマークのカマキリは、「鎌で切る」から「鎌切り」となったとも言われますが、この鎌を持ち上げ待ち伏せする姿を祈っているようだと見て「拝み虫」とも呼ばれます。
カマキリは英語で「mantis」、語源はギリシャ語で「予言者」や「僧侶」という意味です。
●二十四節気
二十四節気では、6月5日から6月20日ころを「芒種 (ぼうしゅ)」といいます。
二十四節気が小満から芒種へと変わりました。
「芒 (のぎ)」とは、麦や稲など、イネ科植物の穂先にある針のような毛のことで、昔から「芒種」の時季は、この “芒” のある植物の種を蒔いたり、麦の刈入れや田植えを行う目安とされてきました。
さわやかな5月も終わり、そろそろ本格的な梅雨の始まりです。
一足早く梅雨入りする沖縄では、前回の節気「小満」と合わせて梅雨のことを「小満芒種 (すーまんぼーす)」と言うそうです。
●6月4日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!