琥珀色(こはくいろ)
煎茶色(せんちゃいろ)
おはようモーニング!
「百害あって一利なし」というといろんなものが出てくるのですが、いま最もそう思われがちで市民権をなくているのは、「タバコ」ではないでしょうか?
あまり知られていないかもしれませんが、5月31日の本日は「世界禁煙デー」です。
この日は、WHO(世界保健機関 )が制定した禁煙を推進するための記念日とされています。
わたしも以前はヘビースモーカーでした。
喫煙者というのは、何よりもタバコを吸うことを優先します。
タバコを吸い終わった後に、「次にどこで、そのタイミングで吸うか?」と考えています。
そうではない人もいるかもしれませんが、わたしはそうでした。
わたしがタバコを止めるきっかけになったのはシンプルでしたが、達成には相当な努力と辛抱が必要でした。
タバコをやめて、半年から1年くらいまでの間に思ったことは、「一服だけしたい」「でも一服したら台無しだ」の繰り返しでした。
いまはもう喫煙者には戻りたいとは思いません。
タバコを吸い続けることも禁煙することも両方とも辛いわけですから。
生まれて一度もタバコを吸われたことがない方にはあまり関係のないお話でした。
ただ、百害あって一利なしと言われることはタバコだけではありません。
もし、何か止めたいと思っていることがあれば、止めてみるという選択もあります。
挑戦してみてはいかがでしょうか。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、煎茶色(せんちゃいろ)です。
煎茶色とは、煎茶のような濃い茶褐色のことです。
煎茶というと緑色を想像すると思いますが、本来は煎ったものなので、茶色のものになります。
この色は煎じたお茶で染めたので煎じ茶染ともいいます。
『手鑑模様節用』には「せん茶いろ 愚案に、苦茶と書きてしぶ茶とよみきたれば、官服にもちゆるにがいろは、此いろなるべきか」と記されています。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、17−50Fあたりでしょうか。
●5月31日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!