紺碧色(こんぺきいろ)
黄土色(おうどいろ)
おはようモーニング!
本日はヨーグルトを研究し、ヨーグルトは身体に良いと世界中に広めたロシアのメチニコフ博士の誕生日にちなんでヨーグルトの日と制定されています。
ヨーグルトといえばブルガリアヨーグルトですがその誕生秘話について以前テレビで特集がされていました。
今から40年前のこと、大阪万博の「ブルガリア館」で初めてブルガリアのヨーグルトが日本で食される機会がありました。
あまりの美味しさに「これを日本でも食べたい」という思いを抱いた明治の社員が現物をわけてもらい、そのヨーグルト菌を育てて、現在の「ブルガリアヨーグルト」の前身を作ったそうです。
現在では日本の食文化にすっかり根付いたヨーグルトですが、明治社員の先見の明と熱い想いによって生み出された商品でもあります。
そしてもう一つ問題がありました。
それは「ブルガリア」という名称をブルガリアの国家が使用することを断ったことです。
「ヨーグルトは民族の心、他国民が作ったものにその名を貸すことはできない」ブルガリアにとってヨーグルトは国の誇りであり、文化だったのです。
「ブルガリア」の名称を使用出来ず「明治プレーンヨーグルト」として1971年に日本最初のプレーンヨーグルトが誕生しました。
しかし、明治社員の
「どうしても本場ブルガリアのヨーグルトの味を日本の食卓に届けたい」という熱意がブルガリアの心を動かし、1972年にブルガリアの国名使用許可を取得し、そして1973年の今日の日に明治ブルガリアヨーグルトが誕生。瞬く間にヨーグルトブームを起こしました。
未来の日本の食文化を豊かにしたいという思い、断られても諦めない姿勢が国を動かし、ブルガリアのヨーグルトが日本人にも浸透したのだと思います。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、黄土色(おうどいろ)です。
黄土色とは、顔料の『黄土』の色のような赤みがかった黄色のことです。
黄土はありふれた帯黄の土を精製してできた顔料。
高塚古墳の壁画やアルタミラの洞窟画にも使われている色で、人類最古の顔料の一つです。
また奈良時代の『正倉院文書』にも壁色として表記されています。
黄土色は壁画の色のほか、絵画の下染料としても古くから愛用されてきました。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、22−70Lあたりでしょうか。
●5月15日今日は何の日?
・国際家族デー(International Day of Families)
1993年9月20日の国連総会で制定。国際デーの一つ。
・沖縄復帰記念日
1971年6月17日に宇宙中継によって東京とワシントンで結ばれた「沖縄返還協定」が1972年5月15日午前0時をもって発効し、沖縄の施政権がアメリカから日本に返還され、沖縄県が誕生した。
日本政府側は「本土並み」の復帰を目指したが、実際には30以上の米軍基地や弾薬庫、演習場等が残され、その面積は全県の12%にも上った。
それでは続きをどうぞ!