ミサワホーム玄関ドアリニューアル その2
ちょっとした、外壁のひび割れや、隙間、穴などはご自分で補修されるという方が多くいらっしゃると思います。
このような時は、多くの場合近くのホームセンターで何らかのコーキング剤や接着剤を購入され使用されていますよね。
しかし、コーキング剤の中には、塗装が付着しないものがあります、要注意です。
コーキング剤にはたくさんの種類がありますが、ホームセンターで比較的簡単に購入できる物を紹介します。
・シリコンコーキング
耐水性と耐久性に優れています。
シリコンコーキングの上には塗装は付着しないので、外壁など塗装する予定のある場所への使用はできません。
主な使用用途は、雨を防ぐ窓枠ガラスの取り付けや浴槽や流し台の取り付けや補修、排水菅回りなど水まわり部分。
それに、板金などの接合部の防水対策。
注意点としましては、内容成分の撥水性が高いため、施工部分周辺への撥水汚染に注意が必要です。
外壁に施工すると汚れが目立つことがあります。 塗装できません。
・変性シリコンコーキング
変性シリコンコーキングの上には塗装が付着します。外壁などに使用して上から塗装を施さなくても大丈夫です。
シリコンコーキングに比べると、耐水性、耐熱性が劣ります。
主な使用用途は、外壁サイディングボードの板間目地、サッシ廻りや換気扇などの取り合い。
モルタルやコンクリートのひび割れ補修など。
シリコーン系と異なり、ほとんどの塗料で塗装は可能です。しかし塗料によってはブリード現象により汚れが発生する可能性があります。
ノンブリードタイプがお勧めです。
・ポリウレタンウレタンコーキング
防水性と密着性がとても高いので、補修や塗装下地にも適していますが、紫外線に弱いのでコーキングの上から塗装する必要があります。
主な使用用途は、変性シリコンとほぼ同じで、外壁サイディングボードの板間目地、サッシ廻りや換気扇などの取り合い。
モルタルやコンクリートのひび割れ補修など。
ウレタンコーキング剤にもノンブリードタイプがあります。
・アクリルコーキング
水性系のため、取り扱いが安全です。また湿気のある場所でも施工可能で、コーキング後の塗装も可能です。
追従性(伸び)が劣る為、動きの大きい目地などへの施工は不向きです。
主な使用用途は、ALC板、PC板の目地、ひび割れの補修、柱、壁の亀裂補修、クロスの捲れ防止。
降雨、降雪時ならびに5℃以下の気温では、水性塗料と同じで施工を避けて下さい。
●これらのコーキングの中で、ホームセンターなどで簡単に手に入るのが、変性シリコンコーキングとシリコンコーキングです。
特に価格も安価で、お求めやすいのがシリコンコーキングです。
しかし、建物の外壁、屋根や外塀などには絶対に使用しないでください。
シリコンコーキングには塗料が付着しません!
続きは動画でどうぞ!