褐色(かちいろ)
山吹茶色(やまぶきちゃいろ)
おはようモーニング!
本日5月8日はコカ・コーラが初めて発売された日らしいです。
コカ・コーラについては、正確なレシピを知る人物は重役2名だけとか、成分の一部が謎といった都市伝説が多くありますがあのサンタクロースのイメージが赤色になったのはコカ・コーラの戦略だともいわれています。
そもそも、サンタクロースのモデルは4世紀頃の「聖ニコラス」という方で、恵まれない子供や貧しい人たちを数多く救っていたことから、聖人の名がつけられました。
実は最近までは赤い服のサンタさんというイメージは定着していなく、赤以外にも青や白、紫などの様々な色のサンタクロースが存在していました。
ではなぜ赤色が定着したのか?
そうなんです。「コカコーラ」の戦略と宣伝が世界中のサンタのイメージを赤にしたと言われているのです。
というのも当時コカコーラは、その色や風味から、体に良くない危険な飲み物という噂が飛び交っていたそうです。
そのイメージを払拭する為に、コカコーラ社は子供や女性が大好きなサンタクロースを使った広告を大々的に打ち出しました。
その結果、企業ブランドである赤色とサンタクロースの赤色が同時に認知され、瞬く間に定着していったそうです。
私たちが何気なく普段みている企業ブランドのロゴや看板には沢山の戦略が組み込まれていることが多いです。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は山吹茶色(やまぶきちゃいろ)です。
山吹茶色とは、茶がかった赤みの深い黄色のことです。
金色に近い色合いのため、別名金茶(きんちゃ)とも呼ばれます。
江戸時代後期に書かれた『手鑑模様節用』の色譜に「山ぶき茶。古名支子染」と記されています。
この支子染とは、紅花と支子とで黄橙色に染めたもののことです。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、25−60Pあたりでしょうか。
●七十二候
5月10日から5月14日頃を七十二候では、「蚯蚓出 (みみずいずる)」と言います。
七十二候が立夏の次候に変わり、冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃となりました。
ミミズには目がありませんが、光を感知し、暗がりに進む性質をもっています。
そのため、「目見えず」が転じて「みみず」になったといわれています。
ミミズが掘ったトンネルは、植物の成長に大切な空気や水の通り道となります。
そして、落ち葉などの有機物を食べて、土の中に窒素やリンを含む栄養豊富のフンをしますが、これは、畑に肥料を撒くのと同じ意味を持ちます。
ミミズによって落ち葉や死がいなどが分解され、栄養豊富な土が出来上がるのです。
「自然の鍬 (くわ)」とも呼ばれるミミズは、土を耕してくれる田畑の隠れた味方。
アリストテレスは、ミミズを「大地の腸」と言い表しました。
●5月8日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!