勿忘草色(わすれなぐさいろ)
櫨染色(はじぞめいろ)
おはようモーニング!
先日私が運転中に体験したヒヤリについてお話しをさせて頂きます。私は、県道の交差点で信号待ちをしていました。
信号が青になったので、私はアクセルを踏み込んで交差点に差し掛かった所、私の右手から原付バイクが赤信号無視で交差点を通過して行きました。
当日は、雨だった事もあり、私はいつもより緩やかにアクセルを踏んでいたため衝突は免れましたが、あわや事故になるところでした。
原付バイクの運転手は、フェイスシールドの無いタイプのヘルメットを着用していましたので、恐らく雨のせいで信号が見えていなかったのではないかと思っています。
一歩間違えれば大惨事でした。
これから雨の多い時期に入りますので、皆さんも交通事故には十分にお気をつけ下さい。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、櫨染色(はじぞめいろ)です。
櫨染色とは、暖かみのある赤みの深い黄色のことです。
山櫨(やまはぜ)の黄色い心材を染料にし、灰汁媒染で染めました。
山櫨は山野に自生し、実から蠟をとる落葉樹で、古くはこれで紙を染めました。
染紙としての染め色は『正倉院文書』に、裂染の色は、『延喜縫殿式』に名があります。
また古くは平安時代、高貴な身分を表す衣の色として愛されていました。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、25−70Tあたりでしょうか。
●七十二候
5月5日から5月9日ころを七十二候では、「蛙始鳴 (かわずはじめてなく)」といいます。
七十二候が立夏の初候に変わり、野原や田んぼで蛙が鳴き始める頃となりました。
蛙の声が響くようになると、野山の若葉もみずみずしく輝いて、まもなく本格的な夏が訪れます。
蛙は生まれてから別の場所へ移動しても、その後必ずもとの生まれた池に戻ってくることから「帰る=蛙 (かえる)」と呼ばれるようになったといいます。
「無事帰る」「お金が帰る」などにつながることから、古くから縁起が良いとされてきました。
また、「蛙」という漢字は鳴き声に由来しており、蛙が「けーけー」と鳴いていると捉えられたため、虫偏にこの「圭」が用いられたといいます。
真夜中に響く蛙の大合唱は、夏の夜の風物詩。
いろんな鳴き声がこだましますが、実は鳴き声にもそれぞれ意味があるそうです。
オスがメスを呼ぶ求愛の声、危機を感じたときの警戒の声、なわばり宣言の声など。
意識して聞いてみるのも面白いものです。
●二十四節気
二十四節気では、5月5日から5月20日頃を「立夏(りっか)」といいます。
二十四節気が穀雨から立夏へと変わり、暦上では夏の始まりです。
春分と夏至のちょうど中間にあたり、この日から立秋の前日までが夏季になります。
立夏は薫風に新緑きらめく、一年で最もさわやかな季節です。
この頃は、晴天の日が多く、天候が安定していますので、梅雨の前に畳替えや夏の準備をしておくのがよさそうです。
衣服だけでなく、寝具やカーテン、敷物などのインテリアなども夏仕様の涼しげなものに替えると気分もすっきりしておすすめです。
本格的な夏はまだ先で、気温もまださほど高くありませんが、陽の光は一年の中で最も強く、「光の夏」とも呼ばれます。
この光を受け、野山や草木の青葉はどんどん深みを増していきます。
●5月2日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!