裏柳色(うらやなぎいろ)
鬱金色(うこんいろ)
おはようモーニング!
昨日は鹿児島市内まで住宅の劣化度調査に行ってきました。
最近は森伊蔵の抽選にも、ずっと漏れていまして、1年2ヶ月くらい当選がありません。
なので、久しぶりの鹿児島でした。
しかし、今月の抽選には見事当選しました!
来月の15日から20日の間に引き取りに行ってきます。
以前は、1年に2〜3回くらいは当選していたのに、最近はコロナの影響で家飲みが多くなり、抽選に参加する人も増えたのでしょうか?
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、鬱金色です。
鬱金色とは、とは、鬱金草の根で染めた赤みの鮮やかな黄色のことです。
英名では『ターメリック』。
派手で目立つ色が好まれた江戸前期頃には、赤系の『緋色』に次いで紬(つむぎ)や着物の地色として愛好され、また鬱金という字が「金が盛んに増える」という意味に通じることから、縁起(えんぎ)を担いで財布や風呂敷などの染色として人気の色でした。
鬱金はショウガ科ウコン属の多年草。
インド原産で日本には奈良時代に伝来しました。ちなみに「鬱金」の原義は「鮮やかな黄色」。
呉音「ウッコン」が転訛しウコンとなったようです。
古くから生薬として、またその根から鮮やかな黄色の染料が取れることから沢庵漬けなど食品の着色料、そして黃染めの原料として広く用いられてきました。
鬱金による染色は、灰汁(あく)を利かせると赤みが強くなり、酢を利かせると赤みの少ない鮮やかな黄色になりますが、「うこん。底にあかみなきを黄染といふ」と『手鏡模様節用(てかがみもようせつよう)』にも記されているように、『鬱金色』といえば後者の赤みの少ない色を指します。
また『日本居家秘用』には「うこんの粉を、絹一反には八両ほど水へいれ、茶碗に酢を半分ほど入そむる。但二時ばかりつけ置たるがよし。冬ならは湯にて染る」との記述もあります。
『鬱金色』は、江戸幕府の奢侈禁止令(しゃしきんしれい)等もあり江戸中期には流行から一旦消えてしまった色ですが、その豪華で鮮やかな色合いは元禄文化を象徴する色の一つとも言えそうです。(伝統のいろはhttps://irocore.com/ukon-iro/より引用)
塗料メーカー各社で作る社団法人日本塗料工業会の色見本帳、通称「日塗工」で一番近い色は、25−80Wあたりでしょうか?
それでは続きをどうぞ!