瓶覗色(かめのぞきいろ)
薄青色(うすあおいろ)
おはようモーニング!
盛り上がってます!侍ジャパン。
昨夜のオーストラリア戦に大谷翔平選手のスリーランホームランなどで7対1で勝ちましたね。
日本は1次ラウンドのグループBを4戦全勝の1位で通過して準々決勝に駒を進めることができました。
今まで以上に盛りあってる理由の1つは、WBCが「6年ぶり」であることですね。
WBCは2006年に始まりましたが、第2回は3年後の2009年。
その後は4年ごとに開催すると決められ、第3回は2013年、第4回は2017年に行われました。
第5回は2021年の予定でしたが、コロナ禍によって、2年延期され2023年となりました。
6年という長いブランクが野球ファンの「待望感」を高めたと言えるでしょう。
準々決勝は今月16日に東京ドームで行われる予定です。
対戦相手は、グループAを2位で通過したイタリアとの対戦ですね。
益々、目が離せなくなりました!
これからが楽しみですね!
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、薄青色(うすあおいろ)です。
薄青(うすあお)とは、黄みの淡い浅緑色のことです。緑は現代では緑色系統の総称ですが、昔は『緑色』は『青』の系統に含まれており、『萌黄(もえぎ)』の色名で表現していました。
いまでも木の葉が茂るさまを「青々」と形容するのはそのためです。
また、成長した植物の葉の色を、一般名として「青」と呼び、公式名として「緑」とよんでいることから、淡青は『延喜式(えんぎしき)』の『縫殿寮(ぬいどのりょう)』に記述がある『浅緑(あさみどり)』にあたる色だと思われます。
薄青の染色法は、藍染(あいぞめ)に黄蘗(きはだ)で黄みを加えて染められました。
※延喜式とは、平安時代初期にまとめられた禁中の儀式や規則などを記した50巻にものぼる法令集。三代格式の一つ。
延喜五年 (九〇五) 、左大臣藤原忠平らが醍醐天皇の命令により編集。
延長五年 (九二七) 完成。古代政府の根本法令を補う形で、その後発布された施行細則を集大成したもの。
「縫殿寮(ぬいどのつかさ)」の項目に、衣服や染色材料などについて詳細に記されている。
●七十二候
3月15日〜3月19日頃を七十二候では、菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)と言います。
七十二候が啓蟄の末候に変わり、菜虫が蝶になり、飛び交い始める頃となりました。
菜虫とは、大根や蕪などの葉を食べる青虫のことで、一般的には蝶の幼虫などを指します。
菜の花が咲いて、蝶が舞い始めると、いよいよ本格的な春の到来です。
畑を荒らし、害虫と呼ばれ嫌われていた幼虫は、冬の時期にさなぎの姿となり、じっと寒さをこらえて越冬します。
そして春、暖かくなり始めると1週間ほどで羽化します。
蝶へと生まれ変わり、ひらひらと美しく舞う姿は、まさしく春の象徴と言えます。
●3月13日今日は何の日
それでは続きをどうぞ!