薄紅色(うすくれないいろ)
若竹色(わかたけいろ)
おはようモーニング!
今日はお昼前から雨予想です。
ここ最近、現場作業をメインに仕事をこなして来たので事務処理とか、講習会資料作成とかのディスクワークがたくさん溜まっています。
雨のため、外の作業を中止して、1日事務所にて事務処理他です。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は若竹色(わかたけいろ)です。
若竹色(わかたけいろ)は、若竹のように黄みの薄い爽やかな緑色のことです。
青竹に比べてより若い青竹の色を表しています。
「若」は若々しく新しいという意味から鮮やかさの形容としても用いられました。
竹は若々しさを強調するため、淡めの色になることが多く、大正時代に流行した時もかなり明るい色調でした。
●七十二候
3月9日〜3月14日頃を七十二候では、桃始笑 (ももはじめてわらう)と言います。
七十二候が啓蟄の次候に変わり、桃のつぼみがほころび、花が咲き始める頃となりました。
昔は花が咲くことを「笑う」と表現しました。
「山笑う」という言葉は、春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい感じになる様子を表しています。
俳句の季語として使われている言葉です。
「山笑う」と言う言葉を聞いて、私は何と豊かな表現なんだろうと感心しました。
桃の花は、梅と桜の間を縫うようにして咲き出します。
梅は咲いたが、桜にはまだ少し早い3月の中頃、桃のつぼみはほころび始め、旧暦のひな祭りにあたる4月上旬頃、ちょうど満開を迎えます。
春に先がけて咲く梅、闌 (たけなわ) の春に開く桃、過ぎゆく春とともに散る桜。
どれも同じくバラ科に属する木の花ですが、それぞれに異なった味わいを持っています。
桃は桜とよく似ていますが、桜は枝から房状に花がついているのに対し、桃は枝から直接くっつくように、あふれんばかりに密集して咲くのが特徴です。
上品な白から淡いピンク、濃紅まで、彩りの競演を楽しめるのも桃ならでは。
普通、「モモ」というと採果用の品種を指し、花や樹を観賞するための品種は「ハナモモ」と呼ばれます。
また、一般にハナモモの実は大きくならず、食べられません。
弥生時代の頃には既に日本に伝わっていた桃ですが、古来中国では邪気を祓う神聖な木として信じられてきました。
イザナギノミコトが黄泉の国のイザナミノミコトを訪ねてヨモツシコメに襲われた時、桃の実を投げて追い払ったのも、この思想が日本へ伝わってきたためとされています。
●3月9日今日は何の日
・記念切手記念日
1894(明治27)年のこの日、日本初の記念切手が発行された。
明治天皇・皇后両陛下のご成婚25周年を記念して発行され、菊の紋章に雌雄の鶴2羽が描かれたデザインで、紅色で内地用の2銭と青色で外地用の5銭の2種類だった。それでは続きをどうぞ!