白藍色(しらあいいろ)
虫襖色(むしあおいろ)
おはようモーニング!
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は虫襖色(むしあおいろ)です。
虫襖(むしあお)とは、玉虫の翅(はね)のような暗い青みのある緑色のことです。
別名「夏虫色」とも。 玉虫の翅は光の角度により緑や紫色に光を放ちますが、織物で玉虫色を表すには、縦糸を緑に横糸を赤みの紫追ったものがそれに近いと云われます。
襲の色としては、「表・青黒、裏・二藍(ふたあい)または薄色」を配して玉虫の色を表現しています。
月日が経つのは早いもので、今日から月が変わりまして3月となりました、日本では旧暦3月を弥生と呼びます。
現在でも暦の3月の別名・異名として使われています。
「弥(や/いや)」は「いよいよ、ますます、前よりも一層」といった意味がありまして、かつては「彌生(いやおひ/いやおい)」と呼ばれていました。
春を迎える3月は、草木がますます生い茂る時期であることから、月の名前としての「弥生(やよい)」の語源は「弥や生ひ月(いやおひづき/いやおいづき)」に由来すると考えられています。
旧暦の3月は、現在の4月頃にあたります。
桜をはじめ花が咲く季節なので、「桜月(さくらづき)」「花見月(はなみづき)」「花月(かげつ)」「花咲月(はなさきづき)」という異称が生まれました。
一月往ぬる二月逃げる三月去る(いちげついぬるにげつにげるさんげつさる)と言いますが、正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを、調子よくいったものです。
一月は行く、二月は逃げる、三月は去る。
しっかり計画を立てて過ごして行きましょう。
●3月1日今日は何の日
それでは続きをどうぞ!