紅緋色(べにひいろ)
おはようモーニング!
今日の日本の伝統色は紅鬱金色です。
紅鬱金色とは、鬱金草の根で染めた赤みの鮮やかな黄色のことです。
英名では『ターメリック』。
派手で目立つ色が好まれた江戸前期頃には、赤系の『緋色』に次いで紬や着物の地色として愛好されました。
また、曲げ物や弓の巻に用いられた樺桜の樹皮の色から名付けられた染色の色名で、西鶴の『好色一代男』(1682)にも記述がみられます。
江戸時代になり鬱金が、大航海時代の波に乗って日本へ輸入されるようになり、鹿児島あたりなどの温暖な地で栽培されるようになりました。
四季の移ろいの中に、美しさを見出した日本の伝統色。
歴史と歩んできた繊細な色調、自然から生まれた色名。
それらを、楽しんでみてはいかがでしょうか!
今日1日頑張れば、文化の日でお休みですね^ ^
ところで、文化の日とは何なのかを知ってますか?
11月3日は明治天皇の誕生日です。
明治期に天長節、昭和初期に明治節として祝日となっていた日です。
そして、1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日でありまして、日本国憲法が平和と文化を重視していることから、1948年(昭和23年)に公布・施行された祝日法で「文化の日」と定められました。
それでは今日も張り切って行きましょう♪♫♬