群青色(ぐんじょういろ)
おはようモーニング
今日の日本の伝統色は撫子色です。
撫子色とは、撫子の花のような少し紫みのあるピンク系統の薄い赤色のことです。
撫子は万葉集にも登場する花で、『源氏物語』では重ねの色目(貴族の女房装束)として登場するほど古くからの伝統色です。
「大和撫子(やまとなでしこ)」とは、日本人女性の清楚な美しさを称えた言葉ですがこれは撫子の花の可憐で慎ましい様子から生まれた表現です。
また、撫子はナデシコ科の多年草で、秋の七草の一つ。
平安時代の襲の色目にもなっており、表紅、裏紫、または、表紅梅、裏青になります。
英語のpinkはもともと撫子(ナデシコ)のことです。
中国から伝わった石竹せきちくが別名を唐撫子ということから、石竹色とも呼ばれます。
和服や和装小物のほか、女性向けのオーディオ機器などの色名にも使われています。
四季の移ろいの中に、美しさを見出した日本の伝統色。
歴史と歩んできた繊細な色調、自然から生まれた色名。
それらを、楽しんでみてはいかがでしょうか!
もうしばらくすると、二十四節気で言うところの「霜降」(そうこう)の時期となります。
霜降とは、秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感できます。
初霜の知らせが聞かれるのも大体このころで、山は紅葉で彩られます。
今日は木曜日!
あと2日頑張ればお休みですね^ ^
それでは今日も張り切って行きましょう♪♫♬