薄藍色(うすあいいろ)
今日の日本の伝統色は、半色(はしたいろ)です。
半色(はしたいろ)とは、濃い紫と淡い紫の中間の紫色のことです。
「半」というのは中間の意味です。
平安時代、濃い紫は禁色(きんじき)と呼ばれて高貴な色とされていた為、特定の身分の者にしか許されていませんでしたが、薄い紫は許されていました。
半色はその中間であるが、この色も許されていました。
もとは、どんな色とも呼べない中途半端な色のことを指していましたが、禁色にならない紫に人気が集まったため、紫系統を半色と呼ぶようになりました。
禁色に対し誰でも着用できる色を「許色」(ゆるしいろ)といいました。
色の選び方は数多くありますが基本的な色の法則を知っていれば応用が利きます。
・ベースカラーとアソートカラー
・アクセントカラー・ワンポイントカラー
・セパレーションカラー
・コントラスト配色
・グラデーション配色
・レピテーション配色
・トーンオントーン配色
・トーンイントーン配色
などの色の法則が代表的です。
機会があれば、上記の色の法則を詳しく解説したいと思います。