露草色(つゆくさいろ)
本日の日本の伝統色は、丁子茶色です。
丁子(ちょうじ)は、フトモモ科の木であるチョウジノキの開花前の蕾を乾燥させたものです。
その形状が釘に似ていることから丁子という名が付けられました。
原産地はインドネシアのモルッカ諸島といわれています。
現在では、インドネシアや東アフリカが主要な生産地となっています。
料理をされる方とっては、丁子というよりもクローブと言ったほうが馴染みがあるかもしれません。
その丁子色が茶色をおびた色のことです。
丁子染は、非常に高価なもので一部の殿上人にのみ許されている色であったようです。
今日から9月です。
先ほど毎月恒例の1日参りへと行ってきました。
いつのも増して参拝者が多く、やはり「コロナ不況」の影響があるのでしょうかね?