紅檜皮色(べにひわだいろ)
8月21日の「365日にっぽんのいろ図鑑」は白茶(しらちゃ)です。
淡い白っぽい茶色で「ベージュ」とも言います。
木造、鉄筋コンクリート建築物を問わず広く一般的に使われている色です。
雨筋汚れなどが目立ちにくく、退色もしづらいと言う特徴を持っています。
いわゆる無難な色ですが、学校や役場などによく使われ日本のどこの街並みにもマッチする色だと思います。
色が退色することを「しらちゃける」と言いますがこの語源となっているのが白茶色です。
もともと退色したような色だから長持ちするのでしょうか?
江戸時代後期、文化・文政期に入ると薄い茶系が茶人や数寄者が好む粋な色として流行しました。明治に入ると女性の着物にも多く用いられる色となっています。
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