宮崎市H様邸塗装工事 その1
おはようモーニング
先日、施工を開始しました某食品工場の天井塗装が中止になりました。
原因は、旧塗膜の付着不良です。
下地はケイカル板でして、新築時に下地処理をせずに塗装されていました。
ケイカル板は、国土交通省発行の公共建築工事標準仕様書にも記載があるようにパテ処理とかの前に吸い込みどめを全面に塗布するように指示があります。
これは、ケイカル板自体が吸い込みが大きのもありますが、ボード自体が脆弱で内部破断による塗膜剥離が生じることから、使用上塗り材塗料メーカーの指定する浸透型下塗り材を塗布して、吸い込みを止めるのと同時に下塗り材を含浸させてボード表層を固める必要があります。
こうしておけば、経年して仕上塗膜がパラパラと捲れて落ちてくるのを防げます。
今回の現場は、剥がれや、捲れは発生していない箇所で、上塗りを塗布すると塗料乾燥時の塗膜を引っ張る作用で旧塗膜部分から縮れ、剥がれ現象が発生しました。
それでは続きをどうぞ!