塗装職人に必要な資格 その5
建築塗装工事は「建築塗装技能士」の資格が無くても作業は出来ますが、建築塗装技能士の称号が有れば、プロとしてある一定以上の技能を有する証になります。
技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。
建築塗装技能検定には、現在、1級、2級があります。
技能検定の合格者には、厚生労働大臣名(1級)または都道府県知事(2級)の合格証書が交付され、技能士と称することができます。
塗装工事を発注する際に、建築塗装技能士の配置(出来れば1級技能士)を確認する事も、良い業者を見分ける一つの基準になるかもしれません。