「保険の見直し」が必要か迷ったら(3)
法人(個人事業主)契約(会社が契約者となる保険契約)について
人間には寿命がありますが、法人にはありません。法人が生き続けることを選択すれば、永遠に生き続けることができます。個人事業でも同じです。後継者が継ぐことによって事業・のれんは生き続けます。日本には創業100年以上の企業が25,000社以上あるそうです。法人成りしていなくても、創業が江戸時代とか明治初期の和菓子屋さんなども入れると、いったいどれくらいの数になるのでしょう。一方で人口減少が企業・事業の存続に大きな影響を与えることは間違いありません。
生命保険契約が法人を巡る様々な課題に対して有効である場合があります。よく宣伝されるのが経営者に万一のことがあった場合の事業保障ですが、その他にも沢山あります。例えば、事業承継、経営者や従業員の退職金の積立て、自社株の評価減、経営者の相続対策、節税、財務内容の健全化、金融機関対策等・・・。
肝心なことは様々な課題に対して保険という道具をいかに適切に利用するかです。これまでの経験から申せば問題点がなかったということはありません。これは仕方がないことです。何故なら、経営者は保険のプロではないのですから。更に言えば、この商品をこの法人や事業主に提案した人は、何を考えていたのだろうかと疑問に思うことが多々ありました。
いわゆる中小企業の経営者は商品開発から、雇用の問題、マーケティング、取引先や同業者更には金融機関やとの交渉などやらなければならないことが沢山あります。保険というとその必要性は認めても、どうしもて不慣れなためよく理解できないまま契約してしまいがちです。保険料も大切な会社の資金から支払っています。効率的に使われていなければ、無駄な経費となってしまいます。
契約している保険金額の妥当性についてはどのように判断されましたか?
決算書に与える影響を実際に数字で確認されましたか? 等々
弊社は法人や個人事業主が生命保険契約を締結する際のノウハウについて、密かな実績と自信があります。金儲けのコツは収益性の高いものを時間をかけずに売ること、なんて乱暴な言葉があるそうですが、弊社は一つの生命保険を目的や効果、影響、副作用などを様々な観点から検討してあてはめていきますので、じっくりとヒアリングやコンサルを行います。必要に応じて、会社の会計事務所へも説明に行くなど、十分な時間をかけて検討していくスタイルをとっております。具体的にどのような手法や分析を行うかについては、この場での説明はご容赦下さい。何故なら、大げさですがこれこそが企業秘密なので。ごめんなさい。