購入VS賃貸 損得勘定だけの決断は非常に将来危険です…

鶴田隆二

鶴田隆二

テーマ:ファイナンシャルプランナー宮崎 鶴田

人生最大資金は住宅資金と言われています…
生涯で一番高い買い物ですから知識もなく、現在の家賃との比較のみで決断するのはとても危険です。




(いくらのマイホームなら私達家族は適正❓)= マイホーム計画は資金計画から
今の家賃は7万円、間取りは2LDK。
子供が生まれた、小学校に入学する前をキッカケに住宅購入を意識し始める方は沢山います。
今の家賃を払い続けるのはもったいない。住宅ローンの返済額が家賃と同額なら購入の方がお得なのでは❓と考え、マイホームを検討している方々が多いです。
逆に、私達家族の適正住宅予算はどのくらいでしょうか?という相談も増えています。
住宅購入の際に、初めに検討すべきなのはどれがベストでしょうか?
①ネットを使い、住み慣れた地域の近くで物件を探す
②住宅展示場、マンションならモデルルームを見学する
③現在から将来までの家計の変化を踏まえ、資金計画から検討する
もちろん、私は③(資金計画からのスタート)が正解です。
先に①、②のように買いたい家を決めると、その家を買うために(いくら借りられるか)と考えてしまいがちです。子供が小さいうちは意外とどんぶり勘定でも家計が問題なく回っていきますが、後々子供が中学、高校、大学と進むにつれ資金繰りが厳しくなります。
住宅ローンの返済は長期間に渡りますので、現在の状況だけでなく、将来の生活設計を踏まえて資金計画を考えることがとても大切です。

(3つのポイント)
①ライフプランから見てどのくらいのお金を住宅にかけられるかを確認する。
収入や、家族構成は勿論、家計の状況やこれからの夫婦の働き方、家族が増えるかどうか、老後設計など自分達がどうしたいかをよく考えることが必須です。



②キャッシュ・フローの確認。
遠い将来の収支よりも、教育費を負担しながら老後資金を貯めていく時期の資金繰りが大切です。
ライフプランにもとずいて将来の家計を予測し、頭金を決めることではじめて住宅購入適正予算が決まります。



③資産価値がどうなるかの確認。
住宅ローン完済後は資産として残るのは安心につながります。
資産は価値があり、将来の状況によっては価値の下落が起きる可能性もあります。
但し、自宅として使用し続ければ問題はありません。
あくまで賃貸で貸す、売却する時に資産価値は発生します。




①〜③のポイントを踏まえて、マイホーム計画を進めて行くことがとても大切です。

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鶴田隆二
専門家

鶴田隆二(ファイナンシャルプランナー)

株式会社OHANA

【FPサービスをもっと身近にもっと気軽に】をビジョンに住宅、不動産、金融機関での経験、ファイナンシャルプランナーとして1200世帯以上の相談実績をもとに中立的立場で相談できる専門家。

鶴田隆二プロはテレビ宮崎が厳正なる審査をした登録専門家です

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