家づくりの流れ 12
家づくりの依頼方法を
家づくりのポイント14~17までご説明しましたが
最終的にどういう家に住みたいか?
どういう所に依頼して家を建てるのか?
すべてお客様が決定していかなくてはいけません。
家づくりで何が大事かは、お客様次第です。
材料にこだわる人もいれば、間取りや設計にこだわる人もいる、
または、そう言う事より、価格重視の人もいる。
また、洋風が好きな人もいれば、和風が好きな人もいる。
しかし、どう言う家づくりをするにしても、
手抜き工事や、欠陥住宅を望む人はいません。
また、使いずらい、風通しが悪い、日当たりが悪い、・・・・など
毎日の生活で不快な思いをするような家づくりも望まれないと思います。
そう、ならないためには「確認」することです。
家づくり=確認作業です。
決めた内容でいいのか?
進められた内容でいいのか?・・・・・
すべて素人のお客様が最終判断しなければなりません。
そして、図面や仕様書、契約書に署名して
間違いなく「確認」しましたと言う印鑑を押すのです。
ですから、後でこれと思っていなかったと言っても
「印鑑」を押した以上どうする事もできません。
普通は、「家を建てる=建築会社選び」だと殆どの人が思っています。
しかし、初めて家を建てるお客様が本当に安心して
「設計を確認」したり、「材料を確認」したり、
「施工状況を確認」したりできるのでしょうか?
本当に安心して、心から信用できる人が
アドバイスしてくれれば安心だと思いませんか?
家づくりを進めようかと思ったら、
建築会社も大切ですが、設計者も大事なのです。
お客様のために、会社の利益に関係なく、
正しい、間違いをハッキリ言ってくれる人、
そして、工事中の施工を会社としてではなく、
お客様の目に代わって確認してくれる人、
そう言う人を見つける事が一番安心して進められる
家づくりだと思います。
そう言う人を見つけるには、2~3社話を聞いてみる。
更に、本当に頼めるかどうかの判断をするために、
2社に絞り、最終的に1社に決めると言う方法が
一番いいのではないかと思います。
ここでの注意点は、
営業ではなく設計士と打ち合わせする事です。
営業は、仕事を取るのが仕事なので、
相手をいかにして不審がらせるかと言う、
「セールストーク」になりがちです。
本当に、お客様にとって何が大切かと言う事が重視されません。
ですから、お客様も最終的に混乱して、
「もう、どうでもよくなった」と言われる事があるのです。
本当に、いい家を建てるなら、
「本当に信頼できる設計士を見つける」事が大切になります。