はり灸治療ってどんな治療? ーはり治療の違い・その1ー
生命の危険が!何より怖い熱中症
突然の梅雨明けと共に、猛暑がやってきました。まだ体が暑さに慣れていないだけに、暑さの影響が深刻になっています。まだ“マスク生活”が続いていることもあり、熱中症のニュースが続いていまが、熱中症は、短時間で生命を奪う危険があります。現在流行しているオミクロン株の新変異型は、重症化・死亡リスクが初期型の新型コロナよりも大きく低下していることを考えると、今、最も死に直結する危険な症状です。
マスクはできる限り外しておきましょう。呼吸は体の熱を排出する役割もありますし、呼気から出た雑菌もマスクに付着していますから、高温多湿の今は、あまり良いものとは言えません。
高齢者は温度感覚が鈍り、高温を感じない危険が
熱中症のきけんを避けるには、屋内ではエアコンを使用して適温にする必要があります。高齢者の方は、陽気が不足しているために冷えている方が多く、体の温度感覚も落ちているために、暑くても中々自覚しません。気温が27度をこえたなら、冷房を使うように声がけをしてください。体の末端が冷えていると、どうしても寒い感じて服も重ね着をしていたりしますから、これも要注意です。熱中症は、体にこもった熱の累積でも起きやすくなりますから、高齢者の方が、ちょうど良いから大丈夫と言っているのには要注意です。
何よりこまめな水分補給。がぶ飲みはやめましょう!
熱中症対策として重要なのは、体調管理です。睡眠不足、朝食を食べない、味噌汁を飲まない等は、体の抵抗力を落としますが、何より怖いのは水分不足ですね。
水分補給については色々言われていますが、口が乾いてからではから飲むのでは、もう既に体の水分不足を起こしている危険な状態です。それから一気に水をごくごく飲んでも、中々喉の渇きは治りませんね。
水を一番吸収するのは腸の働きによりますが、一度に沢山の水分を摂り入れることはできません。一度に沢山の水を飲んでも、大方の水分はおしっこになって出て行ってしまいます。ですから、水を飲む時には、二口ぐらいを飲んで、それでもまだ飲み足りない時には、少し間をおきます。
数分おいて、また二口飲んでみる。それでも喉が渇く感じがあれば、また数分おいてみます。これを繰り返しているうちに、二口で十分に足りる感じになったら、今度はもう少し長く間をおいてまた二口摂ります。15分〜30分に二口で済むようになっていれば大丈夫だと思います。
水分は、何も専用のものでなくても大丈夫。たとえばペットボトルに水を入れて梅干しを一つ入れておく。体に力をつける意味では、冷たい味噌汁の汁を薄めたものもお奨めです!
夏は陽気のピーク。暑邪の季節。
夏は一年の中で最も陽気が強い季節で生きるものの活動が最も盛んな季節です。太陽からの陽気を受けて、汗をかいて発散することで、これから陰気が強くなっていく秋、そして陰気のピークである冬に耐えられる体を作ります。
だから、外で活動することもとても大切ですが、行きすぎた暑さは暑邪となって気の流れを損ない、病に至ります。
人間の体は熱には本当に弱く、体内の熱を上手に発散しないと、内臓の働きに支障をきたし、死に至ります。
体を冷やす夏野菜。熱をとる瓜系の食べ物、きゅうりにお味噌や梅をつけたり、スイカを食べて、上手に熱中症を防ぎましょう!
夏に負けない体調管理を!只今りらく掲載キャンペーン中
夏に負けない体調管理のためにも、“刺さない鍼”と“脉診”による経絡治療をしてみませんか?只今、“仙台発・大人の情報誌 りらく7月号(93ページ)”に当院が掲載されているのを記念して、キャンペーンを展開中です!
腰痛やうつ、この2年半の規制されて生活で体調を崩された不定愁訴の方など、ぜひ鍼灸治療をお試しください。
詳しくは、当院トップページをご覧ください!