第5回 全国一斉障害年金法律相談会(日弁連及び各弁護士会 主催)
平成30年12月20日に宮城県社会保険労務士会からの依頼により、平成30年度障害者相談支援事業所ハンズ宮城野主催社会生活力プログラム講座『20歳になったら行える障害年金の申請手続きについて』(平成30年12月20日実施)の講師を担当して参りました。
障害者相談支援事業所ハンズ宮城野の講座担当者様のお話によりますと、平成29年度の同主催の社会生活力プログラム講座『障害年金基礎講座』(平成30年2月実施)も、私が講師を担当させていただきましたが、その時の反響が大きかったため、この度2回目の障害年金関係の講座開催に至ったとのことです。
前回は「障害年金全般の基礎的」な講座内容、今回は「手続関係」を中心に「20歳前障害」の方を対象にした講座内容でした。
ご参加くださいました皆様へは、大変熱心に講義をお聞きいただき、たくさんの質問、終了後も個人的な相談を多くいただきまして大変感謝しております。
講座の重要点として「病歴・就労状況等申立書」は、もちろん年金事務所へ渡す重要な請求書類ですが、その第一の目的は日本年金機構の審査する側に読んでもらうことではなく、主治医に請求者ご本人の・日常生活の状況、・就労状況、・自覚症状を正確に知ってもらうためのものと説明いたしました。
よって、主治医に対して診断書を作成依頼する際には「病歴・就労状況等申立書」のコピーを参考資料として渡すことが、正確な診断書を作成して頂くための有効な手段の一つであることを強調しました。