菊地茂プロのご紹介
人と地域を支えより良い社会を目指す、あなたの街の相談相手(3/3)
弱さを受け止め、ありのままの自分でいられる社会をつくる
シャロームの会では心の障害を抱えた人たちのことを「チャレンジド」と呼びます。「欧米の考え方で神様から挑戦すべきことを与えられた人たち、という意味。うちは障害を悪いことととらえたり直そうとせずその方たちが社会に必要だと考えています。弱い人がいることが良い社会を作ると思うのです」。
本来、人間は弱くてもその存在に問題はないはず。そう考えられない今の社会のほうに問題があるのでは、と菊地さんは疑問を投げかけます。「心の病を持っている人が自分の弱さを認めると、人との関係がスムーズになります。自分の弱さを受け止められれば良いものが引き出されるのです」。
東日本大震災後は、心の障害のことを相談にくる方が増えたそう。「弱さは悪いことじゃない、弱さが人をつなぐ、ということを、震災をきっかけに社会が受け入れるようになったからではないかと思います」。
精神障害への社会の偏見を少しでも減らし、心の障害を持つ人が地域の中で安心して働き暮らすことができる社会づくりが私の使命。そう話す菊地さんは、行政書士の仕事とシャロームの会の活動とに真摯に向き合い続けています。
(取材年月 2016年2月)
菊地茂プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。