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仙台の行政書士より200521心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。
 午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は山下恭夫先生の言葉のご紹介です。

 <輝きはすべての人に③>
 私でしたら、「おばあさん、親指が拇印ですよ」と、教えるように言ってしまうでしょう。これは一見正しいことを言っているようですが、「教える」と言うことは、深い信頼関係ができていればいいのですが、そうでない場合、「私はわかる人だから良くて、あなたはわからない人だからだめな人」というメッセージを与えてしまうことが多いのです。極端に言うと、その人の尊厳を認めず、馬鹿にしていることにもなるのです。そのままの相手の存在を認めていないことにもなります。
 カウンセラーになってこのことが良くわかりました。わたしは教師でしたから、教えるのが当然の義務であり、責任であると思っていました。教師からカウンセラーになるには一八〇度転換する必要があったのです。そういう人に限って、自分がそうされると「傷つけられた」と言って、腹を立てるのです。それが私の中にありました。
 建前で人生を生きて、自分では「輝いて生きている」と思い込んでいた私は、輝いているように見えても、それは実はメッキですから、いつかははがれてしまいます。
 本物の輝きは、「私もあなたもすばらしい、教えるなんてとんでもない、答えはすでにあなたが持っています!」という心になって、人との関係を生きることのようです。

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