仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と社会福祉法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
<楽しまなかったの?>
結婚した直後、私と家内がデートをした時のお話です。私は彼女を楽しませようと思って、彼女の好きそうな洋風館や庭園に連れて行き、最後は、彼女のショッピングに付き合いました。彼女は「買うのかな~」と思いきや買わない。「これ似合う~?」と聞くので「似合うよ」と言っても、買わない。「何か買ってるな~」と思いきや友達へのおみやげ。正直、私は彼女に付き合ってヘトヘトに疲れてしまいました。
そして帰り道、思わず「今日は、あなたを楽しませるためのデートだったね」と言ってしまったのです。すると、彼女は、「あなたは楽しまなかったの?」と言って、なぜか不機嫌になりました。私は何が起こったのか分かりませんでした。しかし、彼女の逆鱗に触れたことだけは分かりました。要するに私自身がデートを楽しんでいないということに、家内は不満を持ったということです。
私は家内の喜ぶことをと思うけれど、家内はいっしょに楽しむことを願っていることを後から教えてもらいました。一方通行の関係は時に、疲れてしまい長続きしません。“互い”に生きるということは、“互い”に楽しむこと、“互い”に愛し合い、励まし合うこと、それが人間関係の大切なカギです。