仙台の行政書士より191110心のメッセージ

　本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

　今日は白取春彦先生「ほっとする聖書」より聖書の一節をご紹介いたします。

　＜苦労を楽しむ＞
　この一節をフランシスコ会はこう訳している。
　「神は、すべての人間に富と財産とを与え、それによって食べ、その分け前を受け、苦労を楽しむ力をお与えになった。これは神の賜物である」
　聖書を読んだことがなくても、いわゆる成功を握った人物、プロフェッショナルとして働いている人たちはみな明るく、決して鬱々とはせず、仕事と人生を堪能している。
　聖書を読んだことがあっても、自分が何をどれだけ多く得ることができるかということばかり気遣っている人々は、雑用を嫌い、仕事を報酬の獲得の手段だとみなし、何事についても効率化と合理化が目的達成への手段だと思いこみ、損得で物事の優劣を決め、人生のつらさと長さを感じている。
　この両者のちがいの一つは明らかだ。手間のかかる苦労と思われるような事柄を、今の自分に与えられたおもしろい問題だと思って楽しんでいるかどうかなのだ。