仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と国際帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、シャロームの会の相談会に出席いたします。
夕方は、東北学院大学法学部同窓会役員会に出席いたします。
今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。
<老いても豊かに生きる>
人間は、感情(パトス)と知性(ロゴス)を持つ生き物です。パトスとは損得を超えた中での感情としての反応であり、いわゆる芸術家と言われる人が豊かに持っているもの。このパトスの火の消えた芸術家、それは気の抜けた飲み残しのお酒のようなものです。
しかし、現代では、人間の大切な一面であるパトスの世界を表面に出すことを許されません。お年寄りが若い層からとかく敬遠されがちなのは、豊かなパトスを持つ若い人に対して、燃えかすのような理性で教えようとする傾向が強いためです。
老いても薪の燃えかすのようではなく、いつもどのような状況でも、感性を豊かにして生きたいものです。そのためには苦労をいとわないこと。むしろ、そこにチャレンジして、人生を頭で捕えるよりも、体験的に覚えていくことです。