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仙台の行政書士より190919心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。
 午後は、シャロームの会の相談会と経営者セミナーに出席いたします。

 今日は田中信生先生の言葉のご紹介です。

 <説明書にないこと>
 一人の青年を預かっています。心の傷が癒され、職場を与えられ、働きに出ることになりました。通勤距離は十キロです。職場の方が、通り道だからと送迎を申し出られました。しかし彼に、自転車で通うよう勧めました。訓練のためにそれを受け入れたものの、心底からではなく、もう少しで職場の親切に甘え、友人の車に同乗しそうになりました。彼はマウンテンバイクを買い、雨の日も風の日も自転車で出勤しました。ある雨の日などは、車の水しぶきを全身に浴びせられ「ばかやろう」と大声で怒鳴ったと言います。そして、初月給をもらいました。彼は震える手でその月給を持ち、「ペダルの一踏み一踏みが、この給料になった」と感動に満ちて語りました。
 生きることを説明書で理解することは簡単です。このように体でしっかりと覚えることが難しい時代だけに、実体のある人生を目指していきたいものです。

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