仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は白取春彦先生「ほっとする聖書」より聖書の一節をご紹介いたします。
<左の頬をも向ける>
この部分にはイエズスの言葉としてこう記されている。
「あなたの右頬を打たれたら、左の頬をも向けなさい」
右の頬を打つのは右手の甲で打つということで、これは強い侮辱を意味している。したがってイエズスは、侮辱を受けたとしても反撥してはならないと述べていることになる。
ひどい侮辱を受けたままでいるのはあまりにも屈辱的なことではないか、わたしたちはそう思う。だから、やり返したり、反抗するのがあたりまえのことだと思う。
そう考えるのは、わたしたちがいわゆる世間の頭で物事を判断しているからなのだ。
イエズスは世間の価値観で考えてはいない。だから、自分を侮辱するような相手に対してであってさえもどこまでも自分自身は柔和であれというのである。
人の判断など、実はその場だけの偏見や狭い価値観にすぎない。そういうせちがらい世間から脱して神の広い愛に達するためにも、自分だけは柔和であれと勧めているのである。