仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請のご相談をお受けし、午後は心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、木村淳先生の言葉のご紹介です。
〈個性と強み〉
私の友人でろう(聴覚障がい)者牧師の郡美矢(こおり・みや)先生という方がいます。彼女はとても明るく前向きな方で、NHKの番組にも出演されたり、幾つかの雑誌にも記事を書いています。角川文庫から「あなたは見えないところで愛されている」という素敵な本も出版をしています。その著書の中に次のように書かれていました。
「私は自分がろう者であることを不幸に思ったことは本当に一度もありません。むしろ、ろう者であることは私の強みであると捉えています。耳が聞こえないのは天から与えられた私の個性です。
また、アメリカ最大のろう者の団体、NADでは、ろう者とは、『発達した視覚を持つ人である』と定義しています。また、ろう者は目の前にあるものの動きや形状を認知し、記憶する、空間認識の能力が、聴者により明らかに優れているという調査結果があsるのです」。
まさにろう者であることが個性であり、また強みであると捉えるとき、その人の世界観が大きく変わっていくのだと感激しました。
自己受容を学ぶ中で自分を知り、受け入れていく時に生きづらさから解放され、安心を得ます。彼女の姿からさらに自分の中にある個性と強みを活かして自分らしさを輝かせる生き方を見せていただきました。