仙台の行政書士より180917心のメッセージ

2018年9月17日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は、愛子ゆめの里で開催されます、シャロームの会のいもに会に出席いたします。

　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　〈夢の描ける会社〉

　私の大好きな心理療法の一つに解決思考アプローチというものがあります。短い期間で大きな変化を促す心理療法の一つです。
　その中にミラクル・クエスチョン（奇跡の質問）という技法があります。その質問とは、「奇跡が起こって、明日すべてが良くなっていたら、あなたの状況はどのように変わりますか？」と質問するのです。これをクライエントに考えていただくことによって、クライエント自身の目標設定を自ら明確にする効果があります。
　ある会社の社員研修で、この質問を投げかけたところ、何人者若い社員の方から「自分の家を建てて、家族と共に楽しくすごしている光景が目に浮かびます」と言った答えが、次々と上がりました。それが彼らの目標ということになります。その会社が建設関係ということもあるのでしょうが、そういった夢を社員の方が描ける会社って素敵だなと、私も関心しました。
　研修が終わった後、社長さんが私に「今回の研修で、一番プレッシャーがかかったのは私自身です。若い社員一人ひとりが、自分の家を建てることができるくらい儲かる会社にしないといけないということになりますから」とおっしゃったのが印象的でした。
　良質な質問は、質問に答えた本人ばかりでなく、それを聞いている周りの人たちにも、良い影響を与えるのだなと教えられました。良い質問をしましょう。『大切なのは質問するのをやめないことだ』。（アルベルト・アインシュタイン）

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

プロフィールホームページ

022-293-3056