仙台の行政書士より180730心のメッセージ

2018年7月30日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　〈だから言ったでしょ〉

　人育ての上で禁句は「だから言ったでしょ」です。お子さんに再三、「そこは危ないから行っちゃダメよ。滑ってケガするから」と言っていたにも関わらず、息子さんが案の定、ケガして泣いて帰ってきました。そこで、お母さんに「だから言ったでしょ」と言われると、既に落ち込んでいるのに、この一言でさらに落ち込んでしまいます。ケガだけでなく、心もすりむいているわけですからね。「だから言ったでしょ」は、まさに傷口に塩を塗ることになります。
　では何と言ったらいいのか？失敗したあいてには、まずは共感とねぎらいの言葉です。「痛かったでしょう。よく家まで泣かずに帰ってきたね。分かっていても、そういうところに行きたくなっちゃうよね～」なんてお母さんが言えたら、120点です。
　息子さんはきっといっぱい言い訳するでしょう。「僕もたかし君に『行っちゃダメ』と言ったんだけど、『大丈夫だって』って言うし、仲間はずれにされると嫌だから、つい行っちゃって、僕だけ滑ったんだ」と事の真相を言ってくれるでしょう。すると「そうか～あなたはたかし君に『行っちゃダメだよ』て言ったんだ。えらかったね」とほめることができます。
　どこまでも息子さんの味方になるのがポイントです。そこで「じゃ～今度同じようなことになったらどうする？」と我が子に質問して、一緒に善後策を考えたら、この経験を通して、親子関係そのものが成長していきます。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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