コラム
仙台の行政書士より180729心のメッセージ
2018年7月29日
本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈生き方の心・技・体 ~ 三つ目は「体」〉
これは、すでに述べた「心」と「技」を支えるものです。具体的には健全な肉体を保つこと。経済的に豊かであり、豊富な知識があり、恵まれた環境でも、損なわれた健康ではすべて失うことになります。
体は正直で、一日一日の積み重ねが強靭な土台、肉体を作ることになります。武蔵の有名な言葉で「千日の稽古を以て鍛とし、万日の稽古を以て練とする」があります。しっかり心に留めたいものです。人生「出たとこ勝負」では、良き結果を見ることはできません。
ここまで読まれて、「結局、私たちがいつも考えるドゥーイングの世界なのか」と、もしあなたに尋ねられたら何とお答えになりますか。
確かに「心」・「技」・「体」は、汚れた手を洗う石けんのようなものです。石けんは大切だから、手に泡を残すのではなく、最後には泡をも捨て去ります。勝ち負けを越えて、自分の存在を磨き、整え抜かれた存在によって人生を生きる。すなわち、ビーイングに徹することです。勝ち負けは、勝ち負けを越えたものによって包まれていく。TCSの言葉で言えば、二元を一元で包み、すべてのドゥーイングをビーイングで整えることに尽きます。
宮本武蔵自身、この世界を「無念無想」、すなわち、「心」・「技」・「体」にとらわれず、身体がひとりでに動く状態、そのことを目指しました。ドゥーイングの階段を昇り、その最後は、はしごからも捨てて、ビーイングの世界を味わうのです。積み重ねてきたドゥーイングが削ぎ落とされ、ビーイングだけがしっかりみえてくる世界です。ぜひあなたも、すでに取り入れていらっしゃる五輪書の考えをもう一度再構築し、深めていきましょう。
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