仙台の行政書士より171024心のメッセージ

2017年10月24日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、仙台中央卸売市場関連事業者組合定例会議に出席いたします。

　今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

　〈横山大観の『竹に雀』に学ぶ〉

　仕事の数が多く、「忙しい」と言っていた人が、仕事の数を減らすよう助言されました。最後に、仕事が一つになって、忙しさの原因は数が多いからではなく、一つを全うできていないからであることを見いだしたそうです。人生とは数の多さではなく、一つを確かに、どういうプロセスなのかも知れません。
　巨匠、横山大観の『竹に雀』をテーマにした絵があります。その絵を年代別に追って見ると、四十代は雀が五羽描かれており、五十代は四羽、六十代で三羽、七十代で二羽、そして八十代になると、大観は一羽しか描いていません。しかし、その一羽は生き生きとして、生きるものの命を伝えていると言われます。
　つい私たちは数多くのことに思いを向けますが、一つのことから命をくみ取ること、それが人生の最終目的ではないでしょうか。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

プロフィールホームページ

022-293-3056