仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は、メンバー交流会に参加いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈足し算・掛け算の人生〉
ドイツのある地方に、結婚生活に適しているかを試す古い習慣があります。
結婚したいという二人は、木の幹が切り倒された空き地に連れて行かれます。そこで両端に柄のついたノコギリを渡され、幹を挽き切るように言われるのです。
このテストによって、お互いがどこまで協力し合えるかが見られるのです。互の間に信頼がないと、互いに引っ張り合うだけで、何も成し遂げることができませんし、もし一方が主導権を握り、すべてを一人でやりたいと思うと、互いが譲歩し、仕事は倍の時間がかかるこおとになります。
このコツは自分ではなく、相手のリズムをしっかりと見、合わせることにあるのです。まさに、足し算、掛け算の人間関係、夫婦関係への試金石なのです。
ドイツの村人たちは、共に生きるための奥義を良く心得ておられたのでしょう。味わい深いお話です。