仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、宮國泰斗先生の言葉のご紹介です。
〈30歳の成人式〉
セミナー会場での出来事です。私は、朝、受講生の皆様をお迎えするために会場の入り口に立っていました。ちょうどその日は、地域の成人式典が催されていて、多くの新成人たちが集まっていました。
他の会場でもよくあるのですが、その日も私は、成人式の係員と間違えられ、ある青年に声をかけられました。
「すみません、僕のような者でも成人式に参加してよろしいでしょうか?」私は、不思議に思い事情を聞いいてみました。「実は、僕は30歳です。20歳の時、いろんなことがあって、成人式に参加できませんでした。10年経ってようやく自分が落ち着きました。けじめとして『参加したい!』と思ったんです。」
私は、部外者であるにも関わらず、思わず「それは参加すべきだ!あなたのような人のために『成人式』はあるのです。胸を張って行ってきてください。おめでとう!」と言っている自分がいました。青年は「本当ですか?一人でも分かってくれる人がいて嬉しいです!ありがとうございます」と満面の笑みで会場へと入っていきました。
「人は、どこからでも人生をスタートし直す事が出来る」、そんなことを青年から教えられ、とても励まされました。あなたの今日の一歩が、勇気あるものとして踏み出せますように。
『なりたかった自分になるのに遅すぎるということはない』。(ジョージ・エリオット 作家)