仙台の行政書士より241130心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援に関するそれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、七十七銀行ビジネスセミナーと異業種交流会に出席いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
〈思い切って話してみよう〉
ある女子高生が、「調子に乗るんじゃないわよ」と友達に言われたことがキッカケで学校に行けなくなってしまいました。以来、人の目が気になって、怖くなって、眠れないし、食事もノドを通らなくなったのです。問題は、彼女がなかなかそのことを周りの人に話せずに、一人で抱え込んでしまったことです。幸い、彼女は信頼できる人にその辛い感情を話すことができ、大分心が軽くなったとご報告を頂きました。
彼女に限らず何と多くの人が、「人に迷惑をかけることになるから」と、誰にも自分の辛い思いを伝えずに、孤立して苦しんでおられます。
まずは、信頼できる人なら、誰でもよいのです。周囲の誰かに、友人、先輩、後輩、場合によっては親戚の人、そしてカウンセラー等に、自分の辛い思いを話しましょう、
なぜ話すと良いかと言いますと、解決策がみつかるということ以上に、その課題がその人と共有化され、やや公的なものになるからです。すなわち、あなた一人の問題でなくなる。それだけで、自分の問題とちょっとだけ距離を置くことができます。それは決して依存ではありません。その問題を客観的に見、その問題に対処する始めの一歩にもなります。話[ハナ]すことは、問題からあなたを離[ハナ]す効果があります。思い切って話してみましょう。道は開けます。