仙台の行政書士より160418心のメッセージ

2016年4月18日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、永住許可申請のため仙台入国管理局へ行きます。また午後は、メンバーのケア会議と相談会に出席いたします。

　今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

　〈可能性に目を向ける〉

　悩みを抱えている人の共通点は、現状がとても辛く、そこを生きることで精一杯になってしまうということです。このようなとき、なかなか将来のことまでを考え、見据えることができません。
　そんなとき、我々カウンセラーは、その人の将来に目を向けて、お話をお聴きします。不思議とご自身から「これからは、こういう風にやってみようと思います」とお話しされます。そのときの表情は、はじめにいらっしゃったときとは別人のように輝いています。
　辛い状況ばかり見ていては、生きる力もなかなか湧いてきません。心の中までもが、うつむいた状態になってしまっているのです。人は誰しも、希望を見て、その希望に向かって人生を歩む時、希望の方がその人を照らし、「前に進むエネルギー」を与えてくれているのです。
　カウンセリングにこられて、その現状だけを肯定されても、なかなかその現実を受け入れることができません。寄り添うというのは、現状だけでなくその人の可能性、そしてそこから見えてくる「その人の希望」に共に目を向けていくことです。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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