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仙台の行政書士より160323心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と医療法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 最近、私がカウンセリングでよく使っている言葉があります。「仮の話として…」というフレーズです。「仮の話として、それが成功したらどんなメリットがあります?」「仮の話として、それが失敗したらどんなデメリットがありますか?」。そう問いかけて、聴き漏らしがないように丁寧に聴ききって、ある程度まとめて返すと、「失敗しても、そんな大したことが起こるわけでもなさそうですね。失敗を恐れずにやってみようと思います」という展開になることがよくあります。
 最初に「仮の話」と前置きしているので、肩の力を抜いて、思いっきり極論を話せるのがクライエントの方には、とても新鮮なようです。「心がストレッチされる」と言った方が正確かもしれません。誰にも話せずに縮こまっていた心が、思いっきり広げられて、ホッとされているのが、私にも伝わってきます。
 「仮の話」をしながら、自分自身が今どこにいるのか、逆に客観視できるのは確かなようです。また、「仮の話」から、奇想天外なアイディアが浮かんできたりして、そこから夢の話に展開していったりするのも面白いところです。「仮の話から始まる夢の話」。「仮の話として…」このフレーズが、新しい視野をあなたに与えてくれます。お試しあれ。

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