仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は、メンバー交流会に参加いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
【忍耐を兼ね備える】
あきらめず挑戦すること、時には反対に、じっと耐えることが、人生の確かさです。打たれた何十倍をもってでも、打ち返していくような正義感の強さと同時に、右の頬を打たれたら左の頬も差し出す忍耐心も兼ね備えていきたいものです。
聖書のこの言葉が書かれた当時、右の頬を打たれることは侮辱を意味していました。普通、右利きの人が相手の頬を打とうとすれば、相手の左頬を打ちます。相手の右の頬を打つためには手の甲で、逆に打たなければなりません。ですから、左も打たれることは二倍の侮辱を意味していました。
それでも左の頬を向けてやりなさいと言うのです。これは、何倍にしても打ち返す以上のお強さを必要とします。
忍耐が欠けてきたと言われる若者たちに、私たち大人が忍耐のモデリングを示すことこそ、二十一世紀の心の豊かさを作るのではないでしょうか。