仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は、終日一日ドッグ検診を受診いたします。
今日は、宮下雪子先生の言葉のご紹介です。
私は、母の口癖が嫌いでした。小学校もまともに出ていない、字も書けない母は「おらよ~、学校もろくにでていね~がら。馬鹿で何もわかんね~んだ。」他のお母さんと比べてみっともない母。とても誇ることのできない母。
ところが、私がカウンセリングの働きをさせていただくようになって、今この言葉が私の中で輝き出したのです。「分からないから、教えてほしい」。ここに言葉を越えた力を感じています。そこに、母なりの生き方がありました。分からないから、黙って人の話を聴く。その「自分を誇らない」母の生き方が、今誇らしく思えるのです。
私は日々、クライエントの方のお話を聴かせていただきます。「私は人の心が分からない。だから最初から教えていただくのだ」。母の生き方を、今カウンセラーとして受け継ぐことができた自分にも、ささやかな誇りを感じています。
今日も謙虚に、身を低くして「分からないから、お話を聴かせていただく」。母の生き方は、今の私の生き方になりつつあります。