仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と相談会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
お金の心配は、誰にでもあることです。ただ、脅迫的にお金を求めると、逆にお金に心をコントロールされる危険があるので注意が必要です。
「ある程度お金があると、自由になる」と思いますが、現実はそう簡単にいきません。今度は「そのお金が無くなったらどうしよう」と別な不安が生まれます。お金で得た自由は、心理的不自由を招き寄せてしまうパラドックスがあります。「お金がなくなると不安だから、もっと貯めよう、もっと得よう」とする人は、いつまでたってもこの不安から解放されません。
「貧困妄想」という言葉があります。「自分が貧しい」と思い込む妄想です。貧しいことが問題ではありません。貧しいと思い込む妄想が問題です。あまりにもそう強く思いすぎて、その妄想が現実化してしまうことが怖いところです。
もちろん、お金は大切です。ただもっと大切なことは、「お金がなくても、心理的に自由がある」ことです。言い換えれば「お金を起点に人生を考えない自由」と言ってもいいかもしれません。そういう人は、まずお金で困ることはありません。お金に支配されない人のところには、なぜか人々が集まってきます。極論ですが、「世界恐慌になって、お金がその価値を失ったら、どうやって生きていくのか?」最終的には、人間関係が豊かな人が、互いに助け合いながら生き残っていくでしょう。
そういう人は、そもそも「お金はあるに越したことはないが、『無ければ無いなりに』幸せを探して生きよう」と思っているので、決して不幸にはなりません。