仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会のメンバー全体会に出席し、夕方は異業種交流会に出席いたします。
井出かほる先生の言葉のご紹介です。
日本では「空気を読める」人が人間関係の上手な人のようです。人からは「あなたに話をすると、本当に分かってもらえるので嬉しい」とか「この子は、気が利くんです。先を読んでやってしまいますからね」とほめられたりします。
本人としては、悪い気はしませんが、同時に何とも言えない虚しさを感じている場合があります。そういった周りからの評価とは裏腹に、「人の気持ちは分かるけど、自分が何をしたいのか分からない。自分の気持ちが分からない」という深い生きづらさを抱えている人もいます。
人の顔色や空気を読み、人の気持ちを自分の気持ちにすり替えるのは上手ですが、自分の内面、自分の気持ちを感じたり、話したりすることは非常に不得手なのです。
ハッと気がつくと、どこに行ってもお世話役をやってしまう。当然家でも仕事場でも重宝がられます。場合によってはそれが「当たり前」になり、常態化し、なかなかその役割から抜け出すことができず、いつか心が悲鳴を上げ、燃え尽きる人もいます。
心当たりのある方は、自分に言ってあげましょう。「私だけが犠牲にならなくてもいい」「自分の気持ちを表現してもいい」「泣いてもいい」「感じていい」「弱音を吐いてもいい」。自分の気持ちに出会う、初めの一歩です。