仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と一般社団法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は。、シャロームの会の親の会とパークマンション管理組合の理事会にそれぞれ出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
ピアニストの方からご相談をいただきました。彼女は、大きな病気を体験なさいました。指が動かなくなり、絶望の淵を何年も過ごされました。
ある日、友人の一人から「指一本でいいから、曲を作って」と依頼を受けました。天からのインスピレーションに助けられ、彼女は8曲の素敵な曲を作りました。そこで彼女の夢が広がりました。「心や体に宿題を抱えている人を励ますために、この曲を私がピアノで弾きたい」。
私は伺いました。「以前、ピアノを弾くことができてい頃を100%とすると、今はどれぐらい弾くことができますか?」。彼女は「そうですね。60%かな?」すると同席していたホスピスの看護師の方が、「プロでいらしたあなたは、100%回復してからでないと人前で弾けないと思っておられるかもしれませんが、60%のあなたでいい。たとえ一曲でもいいから、そのままのあなたで弾いてください。今死にゆく人々の心に、きっとあなたの曲は大きな感動を与えます。すぐにでもあなたを病院に招きたいくらいです」。ピアニストの彼女の目から大きな涙がこぼれました。
「100%回復しなければ、ピアノが弾けない」という心理的な壁から開放された瞬間でした。近くにピアノがあったので、「一曲弾いていただけませんか?」とリクエストすると、快く引き受けてくださいました。早速人々を招き、小さなリサイタルを開きました。その音色に皆感動しました。壁を扉に変えるのはあなたです。