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仙台の行政書士より160212心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

 大きな試練に遭われた方を励まそうと、ある人が「神さまは、決してあなたに耐えられないような苦しみは与えない。あなただったら、きっと耐えられるからその苦しみがあるのよ」と言いました。もし、あなたが大きな苦しみに遭遇しているとき、この言葉を聞いたらどう思われますか?
 苦しみにある程度耐えられている状態であれば、確かに「励まし」になるかもしれません。しかし、相手がその苦しみに打ちひしがれ、耐えられないでいるとしたら、この言葉は「傷口に塩」を塗ることになります。励ます側は悪意がないので、相手が傷ついているという自覚がありません。安易な励ましほど、人を深く傷つけるものはありません。
 「相手の立場になって」とよく言われますが、本当に相手の身になったら「何も言えなくなる」というのが本当のところではないでしょうか?相手はその苦しみで「何も言えない」。こちらは何と声をかけていいか分からなくて「何も言えない」。相手の「何も言えない」が重なって生み出されるもの、それが本当の共感だと私は信じています。時に何も言わずに共にいることが、どんな雄弁な励ましにもまさって、相手の存在を励まします。

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